1947-07-25 第1回国会 衆議院 本会議 第17号
しからば、供出制度をいかにするかと申しますならば、生産物を目標とせず、耕地にその責任をもたせ、耕地を数等に区分いたしまして、自主的な委員会において供出割当を最も公平に定め、耕地に対して、供出を租税のごとく賦課いたしまして、これにより一定の数量を確保いたしまして、他面耕地に自由耕作をも認め、供出残量と消費規正による余剰米を自由に処分させることであります。
しからば、供出制度をいかにするかと申しますならば、生産物を目標とせず、耕地にその責任をもたせ、耕地を数等に区分いたしまして、自主的な委員会において供出割当を最も公平に定め、耕地に対して、供出を租税のごとく賦課いたしまして、これにより一定の数量を確保いたしまして、他面耕地に自由耕作をも認め、供出残量と消費規正による余剰米を自由に処分させることであります。
第九は、この制度の実施によりまして、農家は供出残量を天下晴れて処分ができることになりまして、消費者階級は闇買いの苦難より救われまして、一定の量を配給を受けることができるのであります。最後に農家は自家消費を規正することになるのであります。